システム電源
ztC Endurance システムには、コントロール パネル ウィング ztC Endurance システムの前面右側に配置されているモジュール。USB 2.0 ポート、ztC Endurance システムの電源ボタン、およびシステムの電源状態 (PWR)、障害状態 (ATTN)、モジュール識別状態 (UID) を示す LED が組み込まれています。に電源ボタンが 1 つあります。このボタンを押してシステムを起動します。
電源ボタンを押す
両方のコンピュート モジュール ztC Endurance システムの前面に配置されている顧客交換可能ユニット (CRU)。プロセッサ、RDIMM、BIOS、BMC、ファン、その他の技術が搭載されており、ztC Endurance システムを起動し動作させる役割を担います。各システムには 2 つのコンピュート モジュールが含まれています。が同じ状態であると仮定すると、システム電源ボタンの機能は以下のとおりです。
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システムの電源がオフで、スタンバイ電源がオンの場合、電源ボタンを押すとシステムがオンになり、オペレーティング システムが起動します。システムの起動 を参照してください。
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システムの電源がオンで、オペレーティング システムまたは BIOS
コンピュータの電源が投入された後に、マイクロプロセッサがコンピュータ システムを起動するために使用するプログラム。また、コンピュータのオペレーティング システム (OS) と、ハード ディスク、ビデオ アダプタ、キーボード、マウス、プリンタなどの接続デバイス間のデータ フローも管理します。 が起動中、停止中、または実行中の場合、電源ボタンを短く押すと (「短押し」)、システムが正常にシャットダウンします (スタンバイ電源はオンのままです)。システムのシャットダウン を参照してください。
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オペレーティング システムがハングした場合や、ハードウェアに障害が発生した場合は、電源ボタンを数秒間押し続けると (「長押し」)、強制的なシステム シャットダウンが開始され、途中で VM が突然シャットダウンされます (スタンバイ電源はオンのままです)。可能であれば、強制的なシステム シャットダウンを開始する前に、VMware Tools を使用して VM を停止してください。
システムの起動
システムの電源コードが通電中の電源に差し込まれていることを確認してください。
システムをブートしてオペレーティング システムを起動するには
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モニタの電源を入れます。
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コントロール パネル ウィングにある電源ボタンを押します。図 27 を参照してください。
1 電源ボタン
システムのシャットダウン
システムをシャットダウンする前に、すべてのアプリケーションを終了してください。

VMware vSphere ベースのシステムを正常にシャットダウンするには、以下のいずれかを実行します。
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ESXi ホスト クライアントでホストの [シャットダウン] をクリックします。
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ESXi のホーム画面で F12 キーを押し、ユーザ名とパスワードを入力して、シャットダウン (F2) を選択します。
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ztC Endurance コンソールの「ダッシュボード」ページで [シャットダウン] をクリックします。
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コントロール パネル ウィングにある電源ボタンを軽く押します。
VMware vSphere ベースのシステムをシャットダウンする際、以下の動作は正常であることに注意してください。
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すべてのサービスが停止され、キャッシュされたデータがディスクに書き込まれるため、システムは 2 分間電源が入ったままの状態になります。
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VM が稼働中の場合、シャットダウンには 1~2 分以上かかる可能性があります。システム シャットダウン時に仮想マシンをサスペンドするように設定されている場合、稼働中の仮想マシンの数や割り当てられたメモリ量によって、さらに時間がかかることがあります。
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システム BIOS で Wake On LAN が有効になっている場合、システムが電源オフの状態でも、組み込みイーサネット ポートのイーサネット アクティビティと接続速度を示す LED が点灯したままになることがあります。
注記: Wake On LAN は、ホストまたは BMC の 1G 管理ネットワークへの接続のみサポートされています。
Wake On LAN の有効化と無効化
Wake On LAN (WOL) ネットワーク標準により、ネットワーク メッセージを介して、リモートからコンピュータの電源をオンにしたり、スリープ モードから復帰させたりできます。
以下の手順に従って、ztC Endurance システムのポートの WOL を有効化または無効化できます。
WOL を有効化するには
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システムが起動を開始したら、Delete キーまたは Esc キーを押し続けて、システム BIOS セットアップ ユーティリティが表示されるまで待ちます。
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ユーティリティ画面が表示されたら、矢印キーを使用して
Advanced
メニューに移動します。 -
Intel(R) i210 Gigabit Backplane Connection
を選択して Enter キーを押します。 -
NIC Configuration
を選択し、有効化するポートを選択します。Enter キーを押します。 -
+ キーまたは = キーを使用して
Wake On LAN
をEnabled
に変更し、Enter キーを押します。 -
F4 キーを押して変更を保存し、ユーティリティを終了します。
WOL を無効化するには
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以下の Web サイトから Intel® Ethernet Flash Firmware Utility (BootUtil) をダウンロードします。
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上記の Web サイトに記載されているように、BootUtil の
-WOLDISABLE
または-WOLD
オプションを使用して、選択したポートの WOL 機能を無効化します。