チームまたは VLAN のローカル管理アドレスの設定
ローカル管理アドレス (LAA) は永続的な MAC アドレスであり、システムを再起動したり、I/O モジュールを一時的に取り外したりしても MAC アドレスが変更されないように、イーサネット チームおよび VLAN ごとに設定する必要があります。
最初に LBFO チーミング スクリプトを使用してチームを作成した場合、各チームに LAA が自動的に設定されますが、以下の場合には LAA を手動で設定する必要があります。
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既存のチームのアダプタを削除または交換した場合
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チームに複数の VLAN インタフェースを追加した場合
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最初に LBFO チーミング スクリプトではなく、NIC チーミング ユーティリティを使用してチームを作成した場合
通常、チームの LAA はチームのプライマリ アダプタの MAC アドレスと同じです。プライマリ アダプタを交換した場合、新しいプライマリ アダプタの MAC アドレスに一致するように LAA を手動で更新しない限り、チームは元のプライマリ アダプタの MAC アドレスに一致する LAA を引き続き使用します。チームに複数の VLAN インタフェースを構成している場合は、各 VLAN インタフェースの LAA を新しいプライマリ MAC アドレスに更新する必要があります。
チームまたは VLAN に LAA を設定するには
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LBFO チーミング スクリプトの
list操作を使用して、II.イーサネット PCIe アダプタの現在の構成の表示 に示されているように、各イーサネット PCIe アダプタおよびチームのアダプタ名と MAC アドレスを表示します。 -
NIC チーミング ユーティリティの [ADAPTERS AND INTERFACES] で、[Team Interfaces] タブをクリックします。
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[Team Interfaces] タブで、対象のチームを展開し、チーム インタフェース (複数のインタフェースがある場合は最初のもの) をクリックして、[Properties] を選択します。
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[General information] の下で、チーム インタフェースの [Description] および [Permanent address] をメモします。[Description] (説明) には、「Microsoft Network Adapter Multiplexor Driver #n」のような説明が表示され、[Permanent address] (固定アドレス) には、現在チームに属するアダプタのいずれかの MAC アドレスと一致するものが表示されます。
注記: NIC チーミング ユーティリティにはチームの Permanent address (固定アドレス) が表示されますが、このアドレスは、チームの MAC アドレスをシステム レジストリに保存するこの手順を完了するまでは、永続的に保存されません。 -
[デバイス マネージャー] を開き、[ネットワーク アダプター] を展開します。
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ステップ 4 で確認した [Description] の情報に基づき、[デバイス マネージャー] のリストからチーム インタフェースを見つけます。各チームには似たような説明が付けられているため、正しいエントリを選択していることを確認してください。
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チーム インタフェースを右クリックして [プロパティ] を選択します。
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[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[詳細] タブをクリックします。
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MAC アドレスのプロパティを見つけ、クリックします。[値] の下に、ステップ 4 で確認したチームの MAC アドレス (または Permanent address) を慎重に入力します。
アドレスを入力する際に、ハイフン (-)、コロン (:)、スペースは含めないでください。たとえば、アドレスが
A0-36-9F-5A-BA-C0の場合、「A0369F5ABAC0」と入力します。 -
[OK] をクリックしてアドレスを設定し、ダイアログ ボックスを閉じます。
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チームに複数のインタフェース (VLAN を含む) がある場合は、ステップ 3~10 を繰り返します。
LAA を設定した後、以下のいずれかの手順で設定を確認します。
Windows PowerShell を使用して、チームまたは VLAN に LAA が設定されていることを確認するには
Windows PowerShell で以下のようなコマンドを実行すると、LAA が設定されていることを確認できます。ここで、team-name はデフォルトのチーム インタフェースまたは VLAN インタフェースの名前です。
PS> (Get-netadapterAdvancedProperty -Name team-name* -RegistryKeyWord NetworkAddress).DisplayValue
チーム名にワイルドカード (*) を挿入すると、チームに関連付けられているすべてのインタフェース (VLAN が存在する場合は VLAN を含む) に関する情報が以下のように表示されます。
> (Get-NetAdapterAdvancedProperty -Name Embedded-* -RegistryKeyword NetworkAddress)
Name DisplayName DisplayValue RegistryKeyword RegistryValue
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EMBEDDED-2 MAC Address 0004FCF82F12 NetworkAddress {0004FCF82F12}
EMBEDDED-1 MAC Address 0004FCF82F13 NetworkAddress {0004FCF82F13}
前述の例では、組み込みチームの両方に LAA が設定されており、これ以上のアクションは不要であることが示されています。